- LOI はLeyton Obsessional Inventoryの略で、Cooper, J. (1970)の原著で英国を中心に広く使用されている。日本版は北里大学東病院グループ福山嘉綱、種田真砂雄、高見堂正彦で構成された。実施と採点の所要時間は、正常者15分~20分、強迫性障害者30分以上、抑うつ症患者40分以上。
原版著者:J.Cooper
日本版作成:福山嘉綱,種田真砂雄,高見堂正彦
画像提供:三京房
LOI レイトン強迫性検査
概要
- 強迫症状と強迫性格傾向を測定する69項目(一部2段階)の自己評価質問紙である。
- 強迫症状46項目中34項目と強迫性格傾向23項目中4項目に「ハイ」と回答している場合、それらの項目には、さらに追加質問があり、抵抗意識(5段階)と障害意識(4段階)を評価する。
- 採点結果は強迫症状、強迫性格傾向、抵抗意識、障害意識の4尺度の得点が得られる。
- 洗浄強迫、反復強迫、確認強迫、整頓強迫等多種多様な強迫の諸症状を、幅広い症状の質問項目でチェックする。
- DSM-IVの診断基準の第一軸に規定する症状をよく測定する。
- 精神療法や薬物療法の治療効果の測定に高い感受性がある。
- 強迫性症状(強迫神経症)だけでなく、摂食障害、統合失調症、うつ病、器質性精神障害等の病態に伴う強迫症状を測定できる。
- 実施がやさしいので、集団のスクリーニング・テストとしての使用にも適する。
- 日本版は、学生(男性201名、女性136名)、社会人(男性72名、女性190名)で標準化。
- 再検査法による信頼性は、症状得点0.903、性格得点0.908、抵抗得点0.793 障害得点0.900と高い相関が示された。
- 日本版回答用紙は両面から記入すれば、自動的に内側の記録用紙に転記されて、4尺度別に楽に得点集計が出来る。
(LOI)
- 適用範囲
- 18才~
カートには1種類ずつしか商品を入れる事はできません。
※数量は複数量の選択が可能です
複数の種類の商品をお求めになる場合は、1つ目の商品をカートに入れた後、移動先のページで表示される「買い物を続ける」ボタンでお戻りになり、次の商品の数量を選択の上、「カートに入れる」ボタンを押して下さい。
価格 | 数量 | |||
用紙 |
回答・記録用紙 50部使用手引書付 |
11,000円 | 数量 |
---|
- 下記についてご協力くださいますようお願いいたします。
- 掲載いたしました心理検査の使用は、心理学の知識と専門的訓練・経験を持った方に限られます。また、心理検査類の販売は医療・教育・福祉等の専門機関以外には販売しておりません。企業等その他の機関でご使用の場合は、心理学者・心理学科修了者・医師・教員・臨床心理の先生方のご指導の下でご使用ください。
当センターでは、心理検査の持つ性格上「検査問題の漏洩の防止」、「プライバシーの保護」のため、使用される機関へ直接配送しております。一般家庭への配送は行っておりません。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。 (教育・心理検査倫理要綱についてはこちら)