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BGT ベンダーゲシュタルトテスト

Bender-Gestalt Test
 図形模写の検査。視覚・運動ゲシュタルト機能や精神発達の程度、神経機能や脳障害などを評価。BGTとはベンダー・ゲシュタルト・テストの略で、1946年、L. ベンダー女史によって発表された図形模写のテストである。
原案:L.Bender
日本版作成:高橋省己
画像提供:三京房

概要

  • 9個の幾何図形を模写させて、それを一定の基準に従って処理し分析するという、操作の比較的簡単な短時間で実施できるテストである。
  • 視覚・運動ゲシュタルト機能の成熟度や機能的、器質的障害の様相、さらにパーソナリティの偏りなどを臨床的に診断するテストである。
  • 本検査は人間像の一面を照し出し、質問紙法や投影法とは質的に違った特性をもっている。他の検査法とバッテリーを組むと特長ある検査結果が得られ、様々な精神疾患に使用され、実地臨床家にとって有用性の高いテストである。
  • 児童用記録用紙(コピッツ法):コピッツ法は筋肉的協応の未熟な幼少児童に適する方法。採点は2件法による25アイテム。
  • 成人用記録用紙(パスカル法):図形別得点の他に項目別(回転、くりかえし等)の得点集計が出来る新形式。 実施時間:約5分

書籍のご案内

  • ハンドブック(増補改訂版)

    ハンドブックには、日本での事例として、統合失調症4例、精神遅延5例、情緒障害3例その他25例の模写図とその評価採点が記入された記録用紙がそれぞれ記載されている。また、わが国における諸研究(資料)では各種臨床群についての研究論文8編が集録されている。

    <目次>
    第1章 ベンダー・テスト研究の歴史と現状
    第2章 ベンダー・テストの施行法と整理法
    第3章 児童への適用
    第4章 精神的疾患への適用
    第5章 日本での事例(25例)
    第6章 わが国における諸研究(資料8編)
    ※増補改訂版は採点の部分に改良を加え、採点がより明確になるように工夫しました。臨床面で参考になる日本での研究資料も更に増補しました。

  • 視覚・運動 ゲシュタルト・テストとその臨床的使用(改訂版)

    テストの意義と原理と臨床例を図説した使用手引。米国矯正神経医学協会モノグラフNo.3.ベンダー・テスト理論の方法と基礎書である。

    <目次>
    第1章 緒論
    第2章 児童の成熟過程と運動因子
    第3章 低度の精神遅滞者と形・空間に対する生物学的背景
    第4章 未開社会の児童の成熟
    第5章 視覚像と表象を体系化する媒介としての運動
    第6章 タキストスコープによる現象と時間因子
    第7章 感覚性失語症と視覚・運動ゲシュタルト機能の大脳機能局在
    第8章 様々な器質性脳疾患にみられる視覚・運動ゲシュタルトの障害
    第9章 統合失調症
    第10章 躁うつ病
    第11章 児童の動作性テストにおけるゲシュタルト機能の標準化
    第12章 精神遅滞者におけるゲシュタルト機能
    第13章 仮病およびガンザー症候群におけるゲシュタルト機能
    第14章 精神神経症
    (BGT)

適用範囲
5才~10才(児童用)、11才~成人(成人用)
医科診療・点数
D-285-(2) 280点

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価格 数量
用具
テストセット

ハンドブック(増補改訂版)、児童用紙、成人用紙、図版

29,700円 数量
用紙
児童用紙 50部

記録用紙、模写用紙 各50部

12,100円 数量
成人用紙 50部

記録用紙、模写用紙 各50部

12,100円 数量
検査法・手引書
ハンドブック(増補改訂版)

B5判、268頁

5,500円 数量
関連書籍
視覚・運動 ゲシュタルト・テストとその臨床的使用(改訂版)

B5判、153頁

4,400円 数量
その他
テスト図版

図版9枚

2,200円 数量
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