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CISS 日本語版

Coping Inventory for Stressful Situations
(シーアイエスエス) 


ストレスへの対処行動を評価し、心身の健康に役立てる質問紙

・対象年齢:18歳以上
・形式:質問項目数48問「まったくない」から「非常に多くある」の5段階で回答します。集団にも個別にも使用可能。
・所要時間:回答(10分程度),自己採点(5分程度)

原著:Norman S,Endler, Ph.D., F.R.S.C. & James D.A. Parker, Ph.D.
監訳:横山和仁
構成:古川壽亮,渡邊一久
発行:金子書房


概要

  • ストレス状況下で個人がどのような行動を取りやすいのかを、5つの尺度(基本尺度は3つ、下位尺度2つ)か ら把握することができます。
  • 5つの尺度とは
    課題優先対処
    (Task)
    課題や問題を解決しようとします。
    「状況を掌握する」「優先順位をつける」などの16項目から構成されています。
    情動優先対処
    (Emotion)
    自己志向の情動的反応を示します。
    「ひどく動揺する」「腹を立てる」などの16項目から構成されています。
    回避優先対処
    (Avoidance)
    ストレスフルな状況の回避を目指した行動や認知の変化を起こします。
    「良かった頃のことを考える」「散歩に出 かける」など、以下の下位尺度に含まれない3項目をあわせた16項目から構成されています。
    気分転換
    (Distraction)
    回避優先対処の下位尺度です。
    「何か買い物をする」「寝ようとする」などの8項目から構成されています。
    対人的な気晴らし
    (Social Diversion)
    回避優先対処の下位尺度です。
    「友達に電話する」「特別な人と一緒に過ごす」などの5項目から構成されています。
  • 同じ状況にありながら、ストレス負荷が大きく病気になる人もいれば、健康を維持する人もいます。ストレスへ の対処行動には、そのタイプや選択肢の幅に個人差があります。CISSは、それに気づくきっかけとなります。
  • どのタイプの対処行動を多く用いているかが把握できます。標準値との比較により、平均的対処行動との相対的 比較も可能です。
  • 一つの対処スタイルへの依存を減らし、他の対処方略の使用頻度を増やすなど、ストレス対処行動の具体的な見 直しに役立てることができます。
  • 英語版だけでなく、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ヘブライ語など多言語に翻訳されています。

沿革

  • CISSの研究は、エンドラー博士とパーカー博士らを中心として1986年に始まりました。
  • 1988年、CISSの前身であるMCI(Multidimensional Coping Inventory:多次元対処行動尺度)が作られました。
  • その後、MCIはCISSへと名称を変え、1990年にカナダにあるMHS社から初版が出されました。
  • 成人版の質問紙は、現在第6版まで改訂されています。
  • 日本では、POMSの翻訳・構成を行った横山和仁が中心となり、2012年8月に日本語版を出版しました。
  • 質問紙のプロフィール表は、日本での調査データに基づいて作成しています。

活用方法

  • 企業・各種団体
    ・社員のストレス対処行動の把握に
    ・メンタルヘルス研修のツールとして
  • 医療・看護・福祉/カウンセリング
    ・患者の偏った対処スタイルの把握、治療や介入方針決定の参考に
    ・患者の、より健全なストレス対処行動の獲得に
    ・継続利用により、患者のストレス対処行動の変化の把握に
  • スポーツ
    ・選手の、パフォーマンスの向上に
適用範囲
18歳以上

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