心理検査、性格検査・人格検査、知能検査、うつ病検査などのテストを開発・発行・販売。

特徴

WAIS-IV知能検査は、WAIS-III成人知能検査の改訂版です。

WAIS-IV知能検査の特徴・変更点

• 適用年齢の上限が90歳11カ月までに拡大されました。
• 15の下位検査（基本検査：10、補助検査：5）で構成されており、10の基本検査を実施することで、全検査IQ（FSIQ）、言語理解指標（VCI）、知覚推理指標（PRI）、ワーキングメモリー指標（WMI）、処理速度指標（PSI）の5つの合成得点が算出できます。
• 合成得点の算出に使用する検査数の減少、下位検査の中止条件の短縮化等により、検査の実施時間が短縮されました。
• ディスクレパンシー比較、強みと弱みの判定、また、任意の手続きのプロセス分析により、検査結果について詳細な分析を行えます。
• 5つの合成得点のほかに補助の得点として、FSIQからワーキングメモリーと処理速度の影響を減じた一般知的能力指標（GAI）を求めることもできます。
• 流動性推理、ワーキングメモリー、処理速度の測度を改善するために、新たに3つの下位検査「パズル」「バランス」「絵の抹消」と、下位検査「数唱」に「数整列」の課題が加わりました。WAIS-IIIにあった2つの下位検査「絵画配列」「組合せ」と、下位検査「符号」の任意の補助問題2つは削除されました。
• 図版の拡大、処理速度の測定を目的としない課題での運動要求の減少、教示の明確化など、さまざまな改良が加えられています。
• ※2025年7月追記※　2026年3月まで「補助マニュアル」はコンプリートセットには同梱されません。

WAIS-IV知能検査の構成

補助マニュアル(2025年7月22発売)

• WAIS-Ⅳ 補助マニュアル　NEW!!　2025年7月22日より販売

  
  【概要】WAIS-IV補助マニュアルは、WAIS-IV知能検査の日本版オリジナルのマニュアルです。
  言語反応を伴う下位検査について、詳細な採点基準と新たな採点例が追加されました。
  また、日本版WAIS-IV短縮版の開発、補助の合成指標（CPI）の紹介、ディスクレパンシー比較における新たな有意水準での判定値など、日本版WAIS-IVの新たな知見が掲載されています。
  
  ※2026年3月まで単体発売のみ(コンプリートセットには同梱されません)。

補助マニュアル詳細

• WAIS-IV知能検査の『実施・採点マニュアル』『理論・解釈マニュアル』に続く第3のマニュアルです。
  これまでのマニュアルの応用的な内容だけでなく、標準化データに基づいた新たな知見が盛り込まれ、WAIS-IVのさらなる活用に役立ちます。
• WAIS-IVの使用において順守すべきコンプライアンスや、ワンランク上の解釈とフィードバックを行うための留意点などが解説されています。
• 下位検査「類似」「単語」「理解」「絵の完成」について、『実施・採点マニュアル』より詳細な採点基準と豊富な採点例が掲載されています。解説付きの確認テストで、理解度のチェックができます。
• 日本版WAIS-IV短縮版が開発されました。4つの下位検査でおおよそのIQ「短縮版IQ（SF4-IQ）」を算出する方法が示されています。
• これまでWAIS-IVの補助の合成指標として一般知的能力指標（GAI）が活用できましたが、新たに認知熟達度指標（CPI）が紹介されています。
• ディスクレパンシー比較のための判定値について、新たに2つの有意水準が追加されました。
• これまでに寄せられたWAIS-IVに関する質問を「実施と採点」「結果の処理と解釈」「報告・その他」のカテゴリー別に紹介し、回答を掲載しています。

補助マニュアル主なもくじ

収納用アタッシュケースのご案内

個別検査一式を収納できるアタッシュケースをご用意しました。
WAIS-Ⅳ知能検査の用具、用紙類、マニュアル等をまとめて収納できます。

• No.21211　価格10,450円

  ●A3サイズ対応
  ●内部ポケットも幅広
  ●ファイルホルダー固定ホック付
  ●サイズ：横幅46×高さ34×厚み11センチ
  内寸：43.5×31.5センチ
  ●素材：PVC（ポリ塩化ビニール）
  ●カラー：クロ
  ●左右にコンビネーションロック付（3桁の1000通り）
  ●内部ポケット仕様、上段：ファイルホルダー2段、下段：2分割アテポケット、ペン差し
  ●重量：約2250g
  ●生産国：中国（企画：日本）

換算アシスタント

• WAIS-Ⅳ 換算アシスタント　※2020年11月2日より販売

  
  ●監修：日本版WAIS-IV刊行委員会
  ●対応ＯＳ：Windows 10（64bit版）・Windows 8.1（64bit版）
  ※タブレットモードは動作保証外です
  ●必須コンポーネント：
  Microsoft®.NET Framework 4.5.2以上、Crystal Reports for .NET Framework 4.0、
  Visual C++ 2015 Redistributable
  
  ●換算アシスタントカタログは　こちら
  （※日本文化科学社・TOPページ　⇒ 心理検査を探す　⇒　カタログダウンロード ）
  ●2024年10月11日以降、最新版は『Ver.1.3』です。
  『Ver.1.2』を購入された方は、「WAIS-Ⅳ換算アシスタントアップデートパッチ」をダウンロードしてパッチを適用し、『Ver.1.3』へ更新をお願い致します。ページの下部にてURLをご案内しています。　

• データを登録するユーザー機能とユーザーを管理する管理ユーザー機能があります。
• データを登録するユーザーは複数作成することが可能です。なお、それぞれのユーザーが登録したデータはほかのユーザーからは参照できません。
• 蓄積した登録データは、受検者名、性別、検査日、年齢、検査者名、最終更新日で検索や並べ替えができます。
• レポート内容はテキストファイルでも出力できます。テキスト出力はスペース区切りとタブ区切りの2種類の出力形式を選択でき、これらを用いれば各種ワープロソフトや表計算ソフトでの利用も可能です。
• テキスト出力時にプロフィール図を画像出力することもできます。
• 受検者プロフィール、評価点、合成得点をcsv形式で出力できます。
• 登録データの一部もしくは全てを登録したユーザー以外のユーザーに移せるようにエクスポート／インポート機能があります。
• 現状のバックアップとリストア機能があります。
• 自動解釈文は生成しません。
• インストールするパソコンの台数分をご購入ください。

• 【アップデートパッチ】は　こちら　
  ※日本文化科学社・TOPページ　⇒　 サポート　⇒　ソフトウェアサポート　⇒　WAIS-IV換算アシスタント

• ソフトウェアに関するよくあるご質問

発行元（株式会社日本文化科学社HP）において、ご案内しております。ご確認くださいませ。
　※日本文化科学社・TOPページ　⇒　 サポート　⇒　ソフトウェアサポート　⇒　WAIS-IV換算アシスタント

　●ライセンスに関すること
　●インストールに関すること
　●ソフトウェアの実行に関すること

WAIS-Ⅳ関連書籍

• 関連書籍『エッセンシャルズ WAIS-IVによる心理アセスメント』

  
  ●著者：E・O・リヒテンバーガー、A・S・カウフマン 著／上野一彦 訳
  ●原著：Lichtenberger, E. O., & Kaufman, A. S. (2012). Essentials of WAIS-IV Assessment, Second Edition. John Wiley & Sons.
  ●発売：2022年1月31日
  
  WAIS-IVに関する最新の解説書
  様々な領域でWAIS-IVを活用する臨床家や研究者に役立つ解説書。WAIS-IVに関する基本的知識、実施・採点・解釈の方法、研究から得られた知見を詳細に紹介する。
  
  ※2023年5月、「正誤表」が公開されています。下記ご確認ください。

テクニカルレポート

【テクニカルレポートは　こちら　からご確認ください】

• 2019年 3月、テクニカルレポート公開（＃１：日本版WAIS-IVの改訂ポイント）。
• 2020年10月、テクニカルレポート更新（＃２：WAIS-IVの高齢者への使用の可能性と課題 ―検査能と検査者能の観点から― ）。
• 2021年3月、テクニカルレポート更新（＃３：WAIS-IV換算アシスタントの機能と利用）。

正誤表

  【正誤表は　こちら　からご確認ください】
（※日本文化科学社・TOPページ　⇒　正誤表　）　

• 2019年3月、正誤表を公開（日本版WAIS-Ⅳ実施･採点マニュアル、日本版WAIS-Ⅳ理論･解釈マニュアル）。
• 2019年9月、正誤表を更新（日本版WAIS-Ⅳ理論･解釈マニュアル）。
• 2020年7月、正誤表を更新（日本版WAIS-Ⅳ実施･採点マニュアル、日本版WAIS-Ⅳ理論･解釈マニュアル）。
• 2023年5月、正誤表を公開（関連書籍：エッセンシャルズWAIS-Ⅳによる心理アセスメント）。

アセスメント報告関連書籍（フィードバック、レポート作成等）

• 『心理検査のフィードバック』

  ●藤田和弘・熊谷恵子 監修 星井純子・熊上藤子 編著
  ●発行：図書文化社（2022年）
  ●特色
  本書のねらいは、WISC-ⅣやKABC-Ⅱなどの知能検査の結果（アセスメント情報）を「子どもの自立と社会参加」により役立つものにしていくこと。フィードバックシート（報告書）とフィードバック面接のモデルと事例を対象となる子どもの発達段階（乳幼児期・学齢期・青年期）に応じて提示。検査の専門用語を，検査の非専門家である子ども・保護者・学校教員等に「誤解なく正確に」「役に立つように」表現することをめざしてアイデアを示している。

• 『エッセンシャルズ　心理アセスメントレポートの書き方 第2版』

  ●W･J･シュナイダー、E･O･リヒテンバーガー、N･メイザー、N･L･カウフマン 著　染木史緒、上野一彦 監訳
  ●発行：日本文化科学社（2023年6月）
  ●概要
  アセスメントレポートに携わる方必携の入門書。レポートを通じて効果的に検査結果を伝える方法を、絵や図を使って分かりやすく解説。第11章では、さまざまな種類の事例を解説付きケースレポートとしてまとめ、専門家の意思決定プロセスから、具体的な作成手順までを紹介。
  ●著者インタビューは　こちら　から：
  ※日本文化科学社・TOPページ　⇒ 心理検査を知る　⇒ コラム　⇒ 上野一彦先生に聞くエッセンシャルズ心理アセスメントレポートの書き方第2版

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