- コンプリートセットおよび検査手引は、2012年3月31日をもって販売中止となりました。
記録用紙セットは2022年3月30日をもって販売中止となりました。
- 人が情報を受け取り、それを解釈して、他の人に伝えるというコミュニケーション過程に必要な心理的機能を測定する検査です。
- 聴覚ー音声、視覚ー運動の2つの回路、受容、連合、表出の3つの過程、表象、自動の2つの水準からなる臨床モデルに基づき、子どもの言語学習能力を測定します。
- 全体的な発達のレベルを知るだけでなく、「固体内差」を測定するのが特色で、子どもの発達的様相を多面的にとらえます。
- LD(学習障害)やことばの発達に遅れのある子どものアセスメントと治療教育に力を発揮します。
画像提供:日本文化科学社



第1回ケネディー賞受賞者であるカーク博士らが作成したITPA(Illinois Test of Psycholinguistic Abilities)。その日本版が「ITPA言語学習能力診断検査」として刊行されている。本書は、そのITPAを使い具体的な実践的研究を進めていくための土台として、理論的考察,日本版作成のための研究経過,指導の事例研究,および文献資料等を収集した。
ITPAの利用者が、検査の結果を正しく解釈し、治療プログラムを立てるうえでの格好の手引書。下位検査の発達の意義、代表的研究紹介、得点の分析・診断、治療のための指導法、手続等を解説。
LD教育の基礎基本を、文部省(現・文部科学省)の最終のLD報告を踏まえて編集・執筆。副題にもあるように「診断」から「判断」への移行にも言及し、これからのLD指導の方向性を提示している。なお、事例を豊富に載せてLD児の教育実践に役立つ書。
