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MAS 顕在性不安尺度

MAS ( Manifest Anxiety Scale ) は1953年テイラーがMMPIから50項目を選出し、顕在性不安尺度として発表したものである。日本版MASはこの50項目に、妥当性L尺度15項目を加え65項目により構成、日本標準化されている。

原版著者:J.A.Taylor
日本版作成:阿部満洲,高石昇
画像提供:三京房

概要

  • 精神的、身体的な微候として表出される顕在性不安の測定尺度として臨床的に定評のあるテストである。
  • 結果の信頼性を吟味するL尺度がある。
  • 短時間で個人にも集団にも手軽に実施できる。
  • 16~60歳の幅広い年齢層で日本標準化を行った。
  • テスト用紙の上側の回答用紙に記入すると下側の記録用紙に転記される。採点はコーナーカットした箇所から重なっている用紙をはがして、下側の記録用紙を採点する。
  • 使用手引も改訂、新たに「臨床医学への応用(医学編)」が追加された。
  • 再検査信頼性 0.89 (3週間)、0.82 (5ヶ月)、0.81 (7~19ヵ月) (Taylor)
  • 折半法による信頼性 0.92 (Hilgard)
  • 内的整合性 0.92 (Gocka)
  • CMISDSと併用すれば臨床的有効性大 。
  • 神経症、統合失調症、心身症にともなう不安の客観的測定に役立つ。
  • 神経症に対する心理療法の効果の判定や薬物の心理的影響を調べたりする場合に有効である。
  • 併存的妥当性による広範な使用によって、顕在性不安(精神的・身体的な微候として表出される不安)の基標となったテストである。
  • 現在、世界各国で広く使用されている。
  • 実施時間約5分、整理時間2分。

(CMAS)


  • 「CMAS 児童用不安尺度」

    「CMAS 児童用不安尺度」 顕在性不安尺度の児童版。
    53項目で構成。状況要因に影響されない長期的な人格特性としての「特性不安」を測定。妥当性尺度も含まれるため、信頼性の検討も可能。
    適用範囲:小学4年生~中学3年生
適用範囲
MAS:16才~
医科診療・点数
D-285-(1) 80点

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