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Conners 3 日本語版 DSM-5対応(コナーズ・スリー)

DSM-5に準拠
子どものADHDとその関連症状を評価する質問紙
6~18歳の児童・生徒を対象に、注意欠損・多動性(ADHD)およびADHDと関連性の高い問題や生涯を評価します。DSM-5に準拠し、極めて詳細な情報を網羅した臨床的有用性の高い質問紙検査です。複数の回答者による情報をもとに、さまざまな場面での対象者の行動を包括的に評価することができます。

原著:C.Keith Conners
訳構成:田中康雄
画像提供:金子書房

特長

Conners3 日本語版は、中核症状である不注意・多動性・衝動性、および併存する可能性の高い問題や障害を綿密に評価します。
  • 検査用紙がつかいやすくコンパクトになりました。
  • 対象年齢:6~18歳(本人用のみ8~18歳)
  • 形式:過去1カ月について「全然当てはまらなかった」から「とてもよく当てはまった」までの4段階で回答します。最終の2問のみ、自由記述式の質問があります。
  • 質問項目数:保護者用110問、教師用115問、本人用99問
  • 所要時間:回答20分程度、採点20分程度

構成要素

主要因スケール 臨床的な構成概念を念頭に置いた6スケール【不注意】【多動性/衝動性】【学習の問題】【実行機能】【挑戦性/攻撃性】【友人/家族関係】
DSM-5の症状スケール DSM-5の診断基準に基づく4スケール【ADHD不注意】【ADHD多動性-衝動性】【素行症(CD)】【反抗挑発症(ODD)】
スクリーニング項目 ADHDと併存することの多い【不安】と【抑うつ】の項目
危険性項目 問題行為の危険性を評価する項目
妥当性スケール 結果の妥当性を検証するスケール
※そのほか、コナーズ3指標、機能障害項目、補足質問などが含まれます。

Conners 3 日本語版からわかること

ADHDおよびADHDに併存する可能性の高いCD、ODDの診断評価に活用できます。

  • DSM-5の症状スケールには、DSM-5の診断基準に対応した症状カウントがあり、DSM-5の各症状が表出しているか、症状基準を満たすかどうかを評価できます。

同じ年齢・性別の他の子どもと比較して症状がどの程度存在するかを評価できます。

  • 主要因スケールとDSM-5の症状スケールには、標準得点であるT-スコアがあり、各尺度の結果の比較が容易に行えるプロファイル表を作成することができます。

複数の回答者(保護者、教師、本人)による情報が容易に比較できるよう構成されています。

治療・介入計画の作成や経時的変化の把握に活用できます。

DSM-5対応への主な変更点












採点方法の変更

  • 採点シートのDSM-Ⅳ-TRの症状スケールが、DSM-5の症状スケールに改変されました。

用語の変更

  • 2014年に医学書院より刊行されたDSM-5の邦訳『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』日本精神神経学会[日本語版用語監修],髙橋三郎・大野 裕[監訳])にならって、日本語病名・用語の変更を行いました。

用紙レイアウトの変更

  • 従来版の検査用紙では、回答シートに記入する際には内側に折りたたまれたページを広げる必要がありました。今回、各用紙とも回答シートを見開き1ページに収め、より記入しやすい体裁に改めました。

質問項目の日本語訳の変更

  • 質問の意図がより適切に伝わり、容易に回答できるよう、従来版の日本語訳に最小限の変更を加えました。

Conners 3日本語版DSM-5対応の実施について

Conners 3 日本語版 DSM-5対応の実施には、マニュアルと補足ガイドが必要です。従来商品のConners 3 日本語版 マニュアルには、検査の実施、採点、解釈に必要な情報の多くが記載されており、マニュアル補足ガイドには、DSM-5対応への改変事項が記載されています。本検査の実施に際しては、マニュアルとマニュアル 補足ガイドを必ずお読みください。

すでに従来版をお使いの方

  • マニュアル補足ガイドが必要です。(マニュアルは引き続きお使いいただけます)

最新版(DSM-5対応)からお使いになる方

  • マニュアルマニュアル補足ガイドが必要です。

関連書籍

  • コナーズの評価スケールの臨床適用と解釈事例

    コナーズの評価スケールの臨床適用と解釈事例 ADHD(注意欠如・多動性障害)の分野で30年以上の臨床経験をもち、世界的な権威として知られるC・キース・コナーズ博士が開発した評価スケールの解説・事例集。
    児童・生徒のADHDおよびその関連の症状を評価する『コナーズ 3』を中心に、学齢期の幅広い問題に対応した『コナーズCBRS』、幼児の早期療育・特別支援の必要性を評価する『コナーズEC』について、それぞれ実施・採点・解釈の要点がまとめられ、各検査法を使いこなすための便覧として活用できる。
    詳細なケーススタディでは、評価スケールの解釈のみならず、多くの観察や多岐にわたる視点から診断が導き出されるプロセスが鮮明に描き出され、臨床適用のあり方を考察・理解するのに役立つ。
適用範囲
6~18歳(本人用のみ8~18歳)

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価格 数量
用紙
Conners 3 日本語版 DSM-5対応 保護者用用紙

(5名1組)

5,500円 数量
Conners 3 日本語版 DSM-5対応 教師用用紙

(5名1組)

5,500円 数量
Conners 3 日本語版 DSM-5対応 本人用用紙

(5名1組)

5,500円 数量
検査法・手引書
Conners 3 日本語版 マニュアル

※従来版共通

16,500円 数量
関連書籍
コナーズの評価スケールの臨床適用と解釈事例

2013年出版

13,200円 数量
その他
Conners 3 日本語版 DSM-5対応 マニュアル 補足ガイド

1,100円 数量
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